君に逢えて

実は私、

ここに来るまでは
かなりモテてたと思う。

近所でも有名だったし、

かなり離れた所の薬局屋に少し変装していっても、知らない相手なのに名前とか知られてたほど。


学校内じゃ私と友達になりたくて全学年の人達がやってくる。


彼氏になりたくて
毎日毎日、告白される。















全ては自分の為。





誰も本当に私なんか
見ちゃいない。



自分が良ければ
あとは何でもいい。



自分のお飾りにしか
私を必要としていない。












それなら私は
友達も彼氏も、ひいきしてくる先生もいらない。




< 51 / 332 >

この作品をシェア

pagetop