君に逢えて



「っ、ひっく…」



「華…那?」



何、私ったら泣いてんだろう?



「美姫…何があったの?何で笑わないの?」



…どうして
この学校に来たの?

こんな中途半端な時期に。



「何を言ってるの?私、笑ってるよ♪」




確かに美姫は笑った。




「馬鹿…」




私が何年間
美姫の親友やってきたと思ってるのよ?



そんな作り物の笑顔なんて可愛くないよ。





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