君に逢えて




そして
私が隠していた
私の中の恐ろしい記憶の引き出しを
華那は無理矢理あけてこようとしてきた。



「ねぇ美姫。何で私の学校に来たの?」



「いいたくない。」
「私達、親友でしょっ?」




親友だから何よ。
親友にだって言いたくない事ぐらいあんの!!



そう華那に言いたかったけど、あとチョットの時に







一粒の涙が
私の頬に流れた



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