君に逢えて



「ふぅ…」



疲れた。

馬鹿みたい

私の顔だけで選んだ奴の為に働くなんて。

そんなことを考えながら

ブランコの前の手すりに
腰かけた。



―トンっ―




「!!」


本当は無我夢中で叫びたいのに
あまりにも衝撃すぎて
何も言えなかった




自分ダサっ



その"トンっ"の正体は…


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