君に逢えて



私がそう言うと
2人は、とても悲しい顔をした。



「お母さん…?」



「美姫…世の中にはね?生きたくても死んでしまう仔もいるの。なのに死にたいなんて恵まれてるのに言うんじゃありませんっ!」


「私…私が恵まれてる?」



「そうよ…今から話すことが真実よ」



お母さんは
話始めた――…




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