珈琲に角砂糖



数学は好きだ。


計算すれば必ず答えがある。


先生の解説に耳を傾けながら私は計算に勤しんだ。



〜キーンコーンカーンコーン〜



最後の計算式を解き終えたあたりで
チャイムにより四時間目が終わりを告げた。



「あっあの!天宮さん!」


.....また彼女か。


次はなんだというのだろう。



授業が終わると直ぐに再び笹原さんが現れた。



「....次は何ですか」


「あの、えっと!さっきはありがとう!」




.............は?
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