レインリリー
そんなある日
「たまには侑右置いて、友だちとご飯でも行ってくれば?」
悶々と行き詰まっている私の空気を察したママの
ありがた~い言葉に心が踊る。
侑右が産まれてから
友達と出かける時にも必ず一緒で
私が単独行動できるのは仕事と美容院ぐらい。
それが、あたり前だと思っているから
不満は無かった。
だけど・・・
夜の街をワイワイ飲み歩いた経験も
コンパに行った経験もナイ私は
そんな話しを聞く度に
自分だけが18歳というポジションで足踏みをしていて、歳相応な日々を送るみんなから置き去りになったように感じていた。
飲み会らしきものに参加したのも
大久保さんの送別会が最初で最後。
こんなんじゃ
世間知らずと言われるのも当然で
自分でも認めざるを得ない。
そう、出産した時に感じた孤独感が
離婚を機に大きく膨らんでいたのだ。
「コンパとか、行ってみたいな~」
つい
ママの前で声に出てしまった思いに
自分で焦っていると
「いいんじゃない?
いろんな男の人を見ておかないとまた失敗しちゃうかもしれないし(笑)
琴子ちゃんに頼んでみたら?」
思いがけずそんな言葉が返ってきた!!
「たまには侑右置いて、友だちとご飯でも行ってくれば?」
悶々と行き詰まっている私の空気を察したママの
ありがた~い言葉に心が踊る。
侑右が産まれてから
友達と出かける時にも必ず一緒で
私が単独行動できるのは仕事と美容院ぐらい。
それが、あたり前だと思っているから
不満は無かった。
だけど・・・
夜の街をワイワイ飲み歩いた経験も
コンパに行った経験もナイ私は
そんな話しを聞く度に
自分だけが18歳というポジションで足踏みをしていて、歳相応な日々を送るみんなから置き去りになったように感じていた。
飲み会らしきものに参加したのも
大久保さんの送別会が最初で最後。
こんなんじゃ
世間知らずと言われるのも当然で
自分でも認めざるを得ない。
そう、出産した時に感じた孤独感が
離婚を機に大きく膨らんでいたのだ。
「コンパとか、行ってみたいな~」
つい
ママの前で声に出てしまった思いに
自分で焦っていると
「いいんじゃない?
いろんな男の人を見ておかないとまた失敗しちゃうかもしれないし(笑)
琴子ちゃんに頼んでみたら?」
思いがけずそんな言葉が返ってきた!!