レインリリー
★現実★
同情と無情
「今日は時間、大丈夫?」
会社を出る時に
《今から向かいます♪》
メールを送ったからか
こないだとは違い本屋の外で待っていた吉川さんは
「お待たせしました」
「お疲れ」
の挨拶のあと当然のように私の腕から鞄を手に取った。
「あっ、はい、
そんなに遅くなければ大丈夫です」
慣れない優しさにお礼をいいそびれ
質問に返事をするのに精一杯の私。
「良かった。じゃ、どこ行こうか♪」
嬉しそうに微笑みかけられた
吉川さんの笑顔を目にすると
せっかくの決意が
また、揺らぎそうになる。。。
会社を出る時に
《今から向かいます♪》
メールを送ったからか
こないだとは違い本屋の外で待っていた吉川さんは
「お待たせしました」
「お疲れ」
の挨拶のあと当然のように私の腕から鞄を手に取った。
「あっ、はい、
そんなに遅くなければ大丈夫です」
慣れない優しさにお礼をいいそびれ
質問に返事をするのに精一杯の私。
「良かった。じゃ、どこ行こうか♪」
嬉しそうに微笑みかけられた
吉川さんの笑顔を目にすると
せっかくの決意が
また、揺らぎそうになる。。。