レインリリー
「それもバイトの仕事ですか?」

私の質問に

「うん。もうちょい慣れてきたら教えるよ。
それより、大丈夫?顔色悪いけど」

「本当ですか・・・。
大した事じゃないんですけど・・・」


この先の事を考えたら、
説明しといた方がいいかな・・・


崇人が
ちょっとだけ…やきもち焼きで
束縛され気味な私の現状を説明する。


「そうだったんだ。
今まで自由に会えてたのに
就職して時間の融通が効かなくなった事に、
まだ慣れないのかな?
愛されてる証拠か~」


朝から変な話し聞かされて
私の彼を悪く言う事もできないしで
困っちゃった様子の大久保さんは
なんか可愛ゆい。


「大丈夫です。
話せば分かってくれると思うんで」

「うん。とりあえず話してみなよ」


なんてやり取りをしていると
< 30 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop