そんな俺の彼女
さして怖くも何ともない目で睨んでくる金髪男。
そして、それを取り巻く他の奴ら。
「…戸田……今日こそ、決着をつけさせてもらおうじゃねぇか…。卒業記念に…ぅぐっ」
喋り終わるのが遅いから、みぞおちに一発蹴りを入れた。
うめき声をあげながら倒れる。
「悪いけど、俺もうお前らの相手しないから。面倒くさい」
そう言い、その場を立ち去った。
今まで何回かやらかした。
前々から面倒くさいって思っていたし、高校離れるしちょうど良い。
すっきりして、家に入った。