そんな俺の彼女
毎日ってわけじゃないけど、女子が寄ってくる。それも、いつもいつも昼休み。
寝させてよ、疲れるな。
女子を追い払い、俺は机に突っ伏す。
…もう少しで本格的に寝に入る時……
「お前まだ、携帯持ってない設定なの?」
……ちっ。
「…ったくうるさいな。寝させろアホ」
「おぉう不機嫌ー」
やって来た和泉は、俺を引きずり起こして俺の席を乗っ取る。
「…何で座るの」
「いやぁ、あいつらに座られちゃって」
知らないよそんな事。
何度言っても立たないから、俺は仕方なく立つ事にした。