そんな俺の彼女
結局、教室の飾り付け担当になった俺。
でも、ウエイターよりかは幾分マシだ。
「でー…1階の倉庫に色々置いてあるから、ひとまずそれ持って来て」
「……わかった」
……でもやっぱり面倒くさい。帰りたい。ものすごく。
階段を降りながらあくびをする。
……このまま帰りたい。たぶんバレないでしょ。
あ、でも鞄、教室だ……
「お祭り♪ お祭り♪ 楽しいな〜…ほぎゃっ!」
「っ!?」
変な叫び声と同時に、体に衝撃。
転ぶのは何とか免れたものの…何だ今の。