君が好きです



「お前なにしてんだよ
 びっくりすんじゃん」




「ごめん」




龍神に助けてもらったのはいーけれど




龍神くんの顔が近い




すごく恥ずかしい



やってしまった…
 
 


「あっ、わりぃー」




死ぬかと思った



「ごめんね。
 龍神くんのバスケに見とれちゃって
 バスケ上手だね
 助けてくれてありがとう。」






彼の顔が赤くなるのがわかった




「こんなくらいのやつどこにでもいるよ」






「そんなことない」





思わず大声でいってしまった


  
 
びっくりしたようにこっちをみて




「ありがとう。お前いいやつだな」



  
恥ずかしくて返事ができなかった








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