♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
「授業サボって何やってんのって。」
「何って………」
勇也がいーっぱい告白されてるし、
私の事なんてどうでもいいのかなって思って、 有紗に相談してたんだよー!!!
それに、今 喋ってるのだって、1週間ぶりくさらいだしっ!
………なーんて。
「い、言えない………」
言えるわけないよ!!
「何で?」
ずいっと詰め寄ってくる勇也。
こ、怖いです……。
「それも、言えない。」
「言って。」
「やだ。」
「言って」
「~っ!!」
何で?
私が授業サボったら、どうして勇也がそんなに怒ってるの…?
…もう嫌。
これ以上 聞かれると、
「……っ」
──泣いてしまいそう。
「水野?」
勇也が、心配したような声でそう聞く。
その声が、私の涙がをさらに煽る。
…私、いつからこんなに泣き虫になったんだろう。
勇也は誰にでもそういう態度を取るの?
私だけ、ってわけじゃないの?
もうダメだよ。
…でも、教室で泣くわけにはいかない。
「…勇也には、関係ないじゃんっ…!」
貴方を見てると
───辛い。