♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
…楽しい。最高。
「♪♪~♪~…」
最終的には鞄を振り回しながら、スキップなんてしちゃってる始末。
あぁ。周りの目を気にしないって
こんなに楽なんだ。
いつも周りに出ると、何かとジロジロ見られていた私。
バレてなかな?って、どこにいても、そう思っていた。
唯一安心出来るのは
家と、スタジオだけ。
それなのに、今の私は何も恐れなくていい。
どんっ─────
「あ、すいません」
「…………いえ。」
気分が良すぎて、周りをよく見てなかったせいか、
前から歩いてきた男性にぶつかった。
でも、正直、今の私にはどうでもいい事。
あっちも特に怒ってなかったし、いいだろう。
「毎日夜ならいいのに」
私はそんな事を、思いながら家に帰り、ベッドに入った。
今日はいっぱい寝ようかな。