♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
次の日。
「おはよー」
いつ通り学校に向かう私。
昨日はよく寝れたー!
夜にスキップとかして、すっきりしたからかな?
あんなに気持ち良く眠れるなら、
撮影の帰りは毎日ああやって帰るうかな~?♪
「おっ、由莉、今日機嫌いいじゃん?」
「有紗!実はね、昨日夜の街を気持ち良く帰ったのっ♪」
私は上機嫌でそう答えた。
そんな私とは反対に、有紗は顔をしかめた。
「……前髪あげた?」
「あげてなーい♪」
「…変装とかはっ?」
「するわけないじゃーん♪」
だって昨日は誰にも気付かれなかったんだもん!!
「馬鹿っ!由莉ねぇ、それでもしバレたらどうすんのよ?!」
有紗は周りには聞こえないように、
小声で怒った。
「大丈夫!夜だったし、全然気づかれなかったよっ?」
「そういう問題じゃ…「はい。席つけよー」
またもや、先生に遮られて有紗は仕方なく
自分の席に、戻っていった。