♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
私も自分の席に戻る。
「よ、水野。」
「あっ、おはよ!広瀬くん!」
席につくなり、広瀬くんに声をかけられた。
男子から挨拶されることはあんまりないから
少し、嬉しかった。
だって私が声をかけたら、「お、お、おぅ…//」
とか言って、誰も私の方を見て挨拶してくれない。
…どうせまた無視されるんだろうな、って思って、私は自分から挨拶するのは避けていた。
──でも、広瀬くんは違う。
こうやって、私が喋ってもちゃんと目を見て話てくれる!!
…もしかしたら、広瀬くんと仲良くなれるかも?!
そんな事を思いながら、ウキウキしていたら。
「水野さ、昨日の夜 外にいたよな?」
───どきっ………
広瀬くんが、言ったその一言で
私の中で少しずつ、警報が鳴り出した。