♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
「水野、前 行くよ」
「あ、うん!」
勇也はさっさと教卓に歩いて行ったから、
私も急いで勇也の後を追いかける。
勇也が前に着いて、私を振り返った瞬間、勇也は顔をしかめた。
「…………日誌は?」
「え?勇也がやってくれてるんでしょ?」
「いやいや、やってねーし。。」
「へっ?」
おかしいでしょ!!
勇也が黒板消してくれてたんじゃないの?
頭の上に2人そろって?マークを浮かべている私たちを見て
クラスメートのみんなはざわざわし出す。
「水野が黒板 消してくれてたんじゃねーの?」
「やってないよ?」
勇也、何言ってんの。
ますます分からなくなってくる。