♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
そういって、この場を去っていく、さっきの子たち。
──そういうことか。
有紗は、私を助けてくれてたんだ。
「有紗〜っ!!!有紗のおかげで助かったよー!!!」
「あぁしないと、あの子たちにバレてたでしょ」
…有紗だけは、私がmomoだって知っている。
私の親友だから。
有紗はいつも、こうやって私を助けてくれる。
有紗がいなかったら、きっと私は終わっているだろう。
ほんと、有紗には感謝しっぱなしだ。
「っていうか、由莉、前髪あげててもバレてるじゃん(笑)」
うっ……。
「でも、前髪おろしてた方がバレるよ?」
どーしたらいいんだろ…?
「………、じゃ、仕方ないか。」
「うん!学校 行こっ!!!」
朝からちょっとしたハプニングがありつつも、
私たちは学校へ向かった。