♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
よ、横に座るんだ…//
てっきり勇也は私の向かいに座るものだと思ってたから、びっくりした。
近すぎるその距離に私の心臓は忙しい。
でも、勇也はいたって普通。
……こんなにドキドキしてるの、私だけなのかな?
「あとさ、やる前に聞きたいことあるんだけど…」
「うん」
「前の点数何点だった?」
「えーっとね……」
何点だったっけ?
「数学は?」
「うーん…64?」
「国語」
「79」
「英語」
「68」
「社会」
「ふふっ♪……100☆」
私がそう言うと、勇也はびっくりしたように目を見開いた。
「社会100点とか…すげぇじゃん。平均80点行けるだろ。」
うっ…………、そうなんですよ。
ここまでは、いいんですよ。
「理科は?」
───きた。
「……………………4。」
「…。はっ?」
はい、すいません。
「4点…です。」
顔をしかめてため息をつく勇也。
もちろん私だってね、ちゃんと勉強してるつもりだよ?
でも解けないんだもん!!
「何で?…何で理科がそんなに低いわけ?」
「うっ………」