♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
ちょ、ちょ、ちょっと勇也?!!///
ふわっと勇也の香りが私を包む。
勇也に撫でられている頭からどんどん熱が広がってきて、視界がかすんできた。
……あぁ、頭の中がぐるぐるしてる。
嬉しいとか、恥ずかしいとか、色んな感情が入ってきて。
「ぁっ…、うん…」
本当は動揺しているけど、あまりバレないようにそう言う。
気付いたら勇也の手はもう頭から離れていた。
───もう少し……、撫でてほしかったな…。
……………なーんて考えちゃう私は、おかしいんでしょうかっ?!
これが下心というものなの?!
頬が、とても熱い。
こんな顔、見られてたらどうしよう。
私は、真っ赤な頬を隠すように右手で触ろうとした。
のに、
───ぱしっ。
「え…………?」
その右手は、勇也に掴まれていて。
私はゆっくりと顔をあげる。