♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥
「私っ、何かお礼したい……!」
「「お礼??」」
「うん!」
だって2人にはこんなにお世話になったんだもん。
迷惑だってかけたのに、2人とも文句を言わずに教えてくれて。
だから、今度は私が2人に
何かする番なんだ。
「お礼って言われてもねー…」
「何でもいいよっ!私にできる事であれば」
有紗がうーん……と考える隣で、
勇也は俺は何でもいいよ、と言っている。
お礼ね~…と有紗は腕を組んで考える。
すると、何か思いついたのかハッとして私を見た。
「私…──────
由莉の撮影見たい」
「さつ、えい…………っ?」
「うん。」
最初は冗談だろうと思っていたけど、
これがまた、有紗は超 真顔で返してきた。
「撮影はちょっ……」
「あー、俺もそれがいい」
「ゆ、勇也?!」