♡ワケあり彼女と極秘恋愛♥



「私っ、何かお礼したい……!」


「「お礼??」」

「うん!」




だって2人にはこんなにお世話になったんだもん。


迷惑だってかけたのに、2人とも文句を言わずに教えてくれて。



だから、今度は私が2人に
何かする番なんだ。




「お礼って言われてもねー…」

「何でもいいよっ!私にできる事であれば」






有紗がうーん……と考える隣で、
勇也は俺は何でもいいよ、と言っている。



お礼ね~…と有紗は腕を組んで考える。


すると、何か思いついたのかハッとして私を見た。













「私…──────



由莉の撮影見たい」


「さつ、えい…………っ?」



「うん。」


最初は冗談だろうと思っていたけど、
これがまた、有紗は超 真顔で返してきた。




「撮影はちょっ……」

「あー、俺もそれがいい」




「ゆ、勇也?!」




< 94 / 248 >

この作品をシェア

pagetop