Worlds end
第12章 許可証
今日も1日が始まる。

学校に行くのは辛いけれど、
今日は珍しく遅刻せずに、
朝から登校した。

担任の先生に文化祭での、
ステージ発表の許可を、
貰いに行くつもりだったからだ。


教室のお知らせ用の黒板に大きく、
黄色やら赤やら、目に痛い色で、

"文化祭マデ1ヶ月!!"

と書かれていた。


クラスでは模擬店をする様だったけれど、
クラスから孤立してた僕ら3人には、
あまり関係の無い話だった。



放課後、
3人で担任の先生に許可を貰いに行った。


担任の片山先生は、

「お前ら3人の仲が良いのは分かるけど、
クラスとも上手くやれよな??」

なんて言いながら渋々、
ステージ発表の許可証に印鑑を押した。
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