Worlds end
第2章 崩れ落ちいった想い
冬の風が首筋を撫でる。
一緒に悲しみも、
連れ去ってくれれば良いのに…
「ごめんね…
もぅ耐えなれなくなっちゃった。
いつか夢見た…
あの日描いた、優しいの唄。
私、探してるから。
そうやって待ってるから。
だから…
ごめんね、許してね。
今まで、ありがとう。
バイバイ…」
モモからの最期のメールは、
ミオと僕に連名で宛てられていた。
許してくれないのを知っていたのだろう。
泣きながら送り返したメールは、
返ってくる事は無かった。
きっとモモはメールを送った後、
直ぐに電源を切ったのだろう。
送ったはずの想いは届く事なく、
こうして崩れ落ちていったんだ。
一緒に悲しみも、
連れ去ってくれれば良いのに…
「ごめんね…
もぅ耐えなれなくなっちゃった。
いつか夢見た…
あの日描いた、優しいの唄。
私、探してるから。
そうやって待ってるから。
だから…
ごめんね、許してね。
今まで、ありがとう。
バイバイ…」
モモからの最期のメールは、
ミオと僕に連名で宛てられていた。
許してくれないのを知っていたのだろう。
泣きながら送り返したメールは、
返ってくる事は無かった。
きっとモモはメールを送った後、
直ぐに電源を切ったのだろう。
送ったはずの想いは届く事なく、
こうして崩れ落ちていったんだ。