Worlds end
第28章 答えの無いナゾナゾ
夏休みが終わる。



今年の夏休みはモモの病院の見舞いで、
終わってしまったが、
モモにしてやれる精一杯を尽くした僕らは…


いゃ、少なくとも僕は満足していた。

ただミオは文化祭の事が気になる様だった。


当然、ミオもモモの事が、
大事じゃない訳じゃなかった。


ただモモが条件を出してまで、
文化祭に出たいと云う事に対して、
まるで答えの無いナゾナゾを、
考えるかの様に意味を探してた。



僕もモモが、
このタイミングで条件を出してまで、
文化祭に出たいと言った事が、
気にならない訳では無かったけれど、
ミオの様に深くは考えていなかった。
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