Worlds end
第41章 あの日を取り戻すかの様に…
モモを失してから弾いてない、
部屋の片隅に置いた、
埃を被ったギターを、
ふと思い出す。


僕は、あの日を取り戻すかの様に、
ミオにメールを送る。

「モモはいないけど…
いつかまたライブしよう!!」

ミオから返事が来る。

あの日のモモが言った時と同じ条件。

「もちろんオリジナル!!
そしてバンド名通りに、
世界の果てにも届きます様に…
例え世界が終わっても響きます様に…
ってコンセプトで曲を作る!!
それが条件かな?」


僕はOKの二文字を送った。
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