私の後輩くん!
――――――――…
ガッタン!!
近くにあった椅子がいきなり倒れた
「いーやぁぁぁぁあああああ!!」
やっぱお化け屋敷なんてこなきゃ
良かった…
「先輩手、繋ぎます?」
「いいいいいいわよっ!!」
「そうですか…」
私はびくびくしながらも前に進んだ
するといきなり上から生首が…
「うぁぁぁぁああああ!!」
私は驚いて奏斗に抱き付いてしまった
「おっと…大丈夫ですか?」
「わっ!!ごめん!!////」
私が離れようとすると
奏斗は強く私を抱き締めた
「かかかかか奏斗!?離れなさい!!////」
奏斗は耳元で呟くように
「…先輩が先に抱き付いて来たんじゃ
ないですか…」
と言った
「うるさいわね!!驚いただけよ!!////
早く離して~」
「や・だ」
イラッ!!
私の言うこと聞かない+タメ口!?
有り得ない…
私は無理やり奏斗を引き剥がした
「あんた…覚えてなさい…
部活で散々こきつかってやっから…」
「え!?すすすすみませんでした!!」
「ったく…」
私は早足で出口に向かった