私の後輩くん!
ブブブブ…
携帯のバイブ音が部屋に鳴り響く
こんな朝早く誰?
僕は携帯を手に取り、電話に出た
「もしもし…」
『もしもし…奏斗?』
「先輩!?おはようございます!!」
先輩の声を聞き一気に目が覚める
『おはよ~実は今日熱出ちゃって…
一緒に学校行けないの…ごめんね?』
「いえ…それより先輩大丈夫ですか?」
『んっ…平気…』
「今家に誰かいますよね?」
『ううん…お母さんとお父さんどっちも
仕事…家は私一人よ…』
「えぇ!?大丈夫何ですか!?」
『大丈夫よ~私料理できるもん…』
できるもんって…
何か…先輩キャラがずれてきてる…
「とにかく学校行く前寄るので
それまで寝ててくださいね?」
『んっ…わかったぁ』
「じゃあ…また後で」
『バイバイっ』
プッ
先輩大丈夫かなぁ~