私の後輩くん!



今日私達が行くところは
近くに新しく出来た遊園地

チケットを買って中へ

「うわっ人いっぱいいますね~」

「…」

遊園地に入ってから一気に
注目を浴びる私達…いや…奏斗…

すいませんね!!
釣り合わなくて!!

私はわざと奏斗の隣を歩かないように
早足で進んでった

「わっ!!先輩待って下さい!
そんなにあれ乗りたいんですか!?」

「え?」

奏斗が指差したのは
凄く行列が出来てるジェットコースター

どうやら私はそっちの方向に進んでた
ようだ…やってしまった…

「え!!いや…別にあれに
乗りたかったわけじゃ…」

「偶然ですね!!僕もあれに
乗りたいな~って思ってたんです!!」

「え…いや…で!!でも、凄く
並んでるし…他のに…」

「あんな行列くらい、先輩と話してれば
すぐですよ!!」

「!!////」

「ほら行きましょ♪」

私は半分…いや、ほとんど強制的に
列に並ばされた






< 8 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop