私の後輩くん!
今日私達が行くところは
近くに新しく出来た遊園地
チケットを買って中へ
「うわっ人いっぱいいますね~」
「…」
遊園地に入ってから一気に
注目を浴びる私達…いや…奏斗…
すいませんね!!
釣り合わなくて!!
私はわざと奏斗の隣を歩かないように
早足で進んでった
「わっ!!先輩待って下さい!
そんなにあれ乗りたいんですか!?」
「え?」
奏斗が指差したのは
凄く行列が出来てるジェットコースター
どうやら私はそっちの方向に進んでた
ようだ…やってしまった…
「え!!いや…別にあれに
乗りたかったわけじゃ…」
「偶然ですね!!僕もあれに
乗りたいな~って思ってたんです!!」
「え…いや…で!!でも、凄く
並んでるし…他のに…」
「あんな行列くらい、先輩と話してれば
すぐですよ!!」
「!!////」
「ほら行きましょ♪」
私は半分…いや、ほとんど強制的に
列に並ばされた