君を忘れない(特別篇、第三章の前に)
奴は俺らにとっては大事な存在
直「おかげで延ばし過ぎた感があるけどね」


濱「全くやで。一人で勝手に青春続けよって」


直「いいじゃん、別に」


ト「じゃあ、お二人も大学時代は歌ったりしていたんですか?」


濱「いや、俺たちは『お笑い』やってん」


直「そうそう」


ハ「確かに、お二人の最初に出た肩書が元アマチュア漫才コンビでしたもんね」


ト「僕らがやったことで実際にやったことは何ですか?」


直「とりあえず、24時間営業のスーパーの駐車場で漫才の練習はよくやったよね」


濱「やった、やった。原付で4、50分走って、何でこんな暗い田舎道に24時間営業してんねんっていうところね。あれ、本当に不思議だったよな」


直「あれ、一昨年(2011年)の5月に閉店したんやで」


濱「やっぱり(笑)」


ト「じゃあ、本当に相模湖過ぎたところにあったんですか」


濱「だから、マジだって」


ハ「じゃあ、店長のモデルの人もいたんですか」


直「ああ、あれはいないよ。勝手に僕がこういう人物いたら面白いよなって登場させた人物だから」


ト「いや、僕らに店長がいて良かったです」


ハ「奴は俺らにとっては大事な存在だよな」


直「それなら良かった」
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