一生の友
入学してから短期間に
いろいろな出来事があったけれど
学校にも馴染んできて
放課後、教室に残るようになった。

特に何かするわけでもなく
ただ、みんなと話しをするだけだったけれど
とても楽しい時間だった。
が、やはり…
想像していたことが起こってしまった。

悪口だ。

「朋って今は明るいけど中学では
めっちゃインキャでさ~
けど、朋のお母さんによろしく
って言われたから一緒に居ないわけにも
いかなくてさぁ~。
しかも、独占欲強いから他の人と遊べない。」
と、はるかが言いはじめた。
「じゃさ、バレんように計画して
この四人で遊べばいーじゃん!!
もし、バレたときはさ
偶然会ったってことにしたら?」

その一言で計画がはじまった。

遊んでいる当日の途中までは
うまくいっていたのだが…。
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