One Love❤
グラウンドに行くとまたも視線が


集まる。



「あれだれ?
影山くんの彼女?」



私が影山くんのそばにいるから誤解され

てる。



きっと嫌だよね。



私がそっと離れると


それに気づいた影山くんが


私の腕を引っ張り元の位置。



「あんなのいちいち気にするな」



「うん。ありがとう」


やっぱり影山くんはかっこいいよね。




学校一のモテ男って呼ばれてるのも


うなずける。



「いちごー!おそいよ~」



あ、トモちゃん。


ん?


何かウチのクラスギャラリー多くない?



知らない人いっぱいいるけど…



「この人達なに?」



「知らなーい。ほっときな!
それより次、借り物競争!
鈴木君出るよ」



柊くん、借り物出るんだ。


柊くんは一番後ろに並んでいた。

< 20 / 71 >

この作品をシェア

pagetop