等心大〜tou・sin・dai〜
「友貴…」
――ありがとう。
そんな言葉じゃ足りない。
私の、友貴に対する気持ちは
ありがとう、とか
感謝、なんて言葉じゃ
全然足りない。
「本当にかわいいな。
ずっと見ていたい。」
そう言って
友奈を抱く友貴は
世界一、親バカだね。
私が
浮気なんてしなければ
もっと体に気をつけていれば
輝いていたかもしれない、未来。
「名前…つけてたんだよ」
「名前?」
「そう。
女の子ってわかってたから。」
「そっか…なんて名前?」
「友貴の友に、奈良の奈で
友奈、って」
そう言った瞬間
友貴は顔をくしゃくしゃにして
泣きながら笑って
「いい名前だな」
って、言った。
――ありがとう。
そんな言葉じゃ足りない。
私の、友貴に対する気持ちは
ありがとう、とか
感謝、なんて言葉じゃ
全然足りない。
「本当にかわいいな。
ずっと見ていたい。」
そう言って
友奈を抱く友貴は
世界一、親バカだね。
私が
浮気なんてしなければ
もっと体に気をつけていれば
輝いていたかもしれない、未来。
「名前…つけてたんだよ」
「名前?」
「そう。
女の子ってわかってたから。」
「そっか…なんて名前?」
「友貴の友に、奈良の奈で
友奈、って」
そう言った瞬間
友貴は顔をくしゃくしゃにして
泣きながら笑って
「いい名前だな」
って、言った。