等心大〜tou・sin・dai〜
値段はリーズナブルだが
味はまぁまぁイケる店だった。
私はワインも飲んで
気分がいい。
「明日も仕事?」
「うぅん、休み」
「じゃあ、このあとは
僕のマンションで飲まない?」
大川さんは
思いがけない言葉を言った。
いや、
予想してたのかもしれない。
「大川さん、
ひとり暮らしなんだ」
「そうだよ。
行く?行かない?」
行くってことは、
どういうことなのか。
わかってる。
「じゃあ今日は
大川さんちに行っちゃおうかな」
これからどうするか
わからない。
どうなっていくのかも
わからない。
でも、
もしかしたらこの人を
めちゃくちゃ
愛せるようになるかもしれない。
大川さんはいい人だと思う。
条件もいい。
好きなタイプ。
だけどまだ、愛してはいない。
どうしようもなく
愛してさえしまえば
迷うことはない。
突き進むだけだ。
私はそういう展開を
少し、期待している。
味はまぁまぁイケる店だった。
私はワインも飲んで
気分がいい。
「明日も仕事?」
「うぅん、休み」
「じゃあ、このあとは
僕のマンションで飲まない?」
大川さんは
思いがけない言葉を言った。
いや、
予想してたのかもしれない。
「大川さん、
ひとり暮らしなんだ」
「そうだよ。
行く?行かない?」
行くってことは、
どういうことなのか。
わかってる。
「じゃあ今日は
大川さんちに行っちゃおうかな」
これからどうするか
わからない。
どうなっていくのかも
わからない。
でも、
もしかしたらこの人を
めちゃくちゃ
愛せるようになるかもしれない。
大川さんはいい人だと思う。
条件もいい。
好きなタイプ。
だけどまだ、愛してはいない。
どうしようもなく
愛してさえしまえば
迷うことはない。
突き進むだけだ。
私はそういう展開を
少し、期待している。