【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~
恋愛感情なんてもう二度と、感じたくな
い。──いや。
そんな感情を抱くのは、たった一人、ア
イツにだけで良いんだ。
「……仁斗はそういうの、慣れてそうに
見えるけど」
「え?」
「恋愛とかそういうの、いっぱい経験し
てそう」
そう言った姫に、俺は少し笑った。
「そんなことないよ。俺が常に求めてる
のは、身体の関係だからね」
すると、姫が少し眉を寄せる。
「……不純ね」
「姫も俺とシてみる?」
「結構。そういうの、性に合わないから
」
そんな話をしていたら、あっという間に
学校についた。
ふーん。もっと無言かと思ってたけど、
話かければちゃんと返事してくれるんだ
。