【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~





恋愛感情なんてもう二度と、感じたくな
い。──いや。



そんな感情を抱くのは、たった一人、ア
イツにだけで良いんだ。



「……仁斗はそういうの、慣れてそうに
見えるけど」

「え?」

「恋愛とかそういうの、いっぱい経験し
てそう」



そう言った姫に、俺は少し笑った。



「そんなことないよ。俺が常に求めてる
のは、身体の関係だからね」



すると、姫が少し眉を寄せる。



「……不純ね」

「姫も俺とシてみる?」

「結構。そういうの、性に合わないから




そんな話をしていたら、あっという間に
学校についた。



ふーん。もっと無言かと思ってたけど、
話かければちゃんと返事してくれるんだ






< 175 / 366 >

この作品をシェア

pagetop