【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~





類がたしなめるようにそう言うと、悠が
ジロリ、と類を横目で見た。



「うっせーな。類は俺の母親かっつーの


「悠……?」



類にも悪態をついた悠だったけど、ふと
、類がそう悠を呼んだ瞬間、悠がサッと
青ざめた。



「わ、悪かったよ!もう言わねーよ!そ
れでいいんだろ!」

「賢明な判断だね、悠」



慌てたようにそう言った悠に、ニッコリ
微笑む類。



……やっぱり類が一番恐いわね。



ふと、もう一人、ここにいるはずの彼が
いないことに気付く。



思わずキョロキョロとしてると、



「なに?雅が居ねーのがそんなに気にな
る?」



と仁斗が意味深に笑ってそう言うから、
私はハッとして、仁斗を見返した。





< 202 / 366 >

この作品をシェア

pagetop