【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~
私は別に誰とだって良いけど、だけどわ
ざわざ自分を嫌ってる人と行きたいと思
うわけがない。
悠だって嫌だろうし……。
「だってさっき、悠もコンビニ行こうか
なーっていってたじゃーん。ついでだよ
、ついで」
「……クソッ、わかったよ!」
行けば良いんだろ!なんて言いながら、
仁斗の手を振り払う悠。
そして、やや睨むようにして私を見てき
た。
「行くぞ!」
そう言って、不機嫌そうに出ていく悠の
後に、私は続いた。
「何が欲しいんだ、お前」
悠のバイクに乗せられてやって来た近く
のコンビニ。