【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~





ふ、と思わず嘲笑した時──。



「キミ、美作麗?」



ふと、目の前からそんな声が聞こえてき
て、顔を上げると、金髪の髪を立てた男
の人が立っていた。



その後ろには、二人ほど仲間も居る。



「誰。」



鼻を掠めるタバコの臭いに顔をしかめな
がらそう聞くと、ニヤリとわらう金髪。



「キミ、美作麗だよね?」



そして、もう一度同じことを聞いてきた




「……そう、だけど…」



なんだろう、胸がざわつく。



ここから逃げ出したい。──そう思った
瞬間。



「ちょっと俺らと来てもらうね?」





< 218 / 366 >

この作品をシェア

pagetop