【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~
暫く話していたら興奮も収まってきたの
か、最後には語尾が元のようにゆるくな
っていた。
そして、ニッコリと微笑むと、
「だから、大人しく拉致されててくんな
い?」
と言った。
そして、完全に油断しきっていた私の肩
を押し、私をソファーに押し倒す金髪男
。
「君を逃がさないようにするには、この
方法がいいと思ってね。それに、この部
屋に駆け込んできた獅童の顔が見ものだ
よ」
喉をクツクツと笑わせて、そう言う金髪
男。
だけど……。
「雅は表情を変えたりしないと思うけど
」
雅は常に無表情だ。