【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~
▼BOYS-4-:WHITE
彼女の影響力: 類side
「やだやだやだやだやだーっ!!」
ソファーに寝転がりながら、足をじたば
たさせたのは、春希。
そんな春希に、麗ちゃんが呆れたように
ため息をついた。
「やだなんて言ったって……仕方ないで
しょう」
そんな麗ちゃんの言い分はごもっともで
、正論を返されたことが面白くなかった
のか、春希は頬を膨らませた。
「だって……もう夏休みが終わっちゃう
なんて、全然遊び足りないんだもん!」
そう。
今日で長いようで短かった夏休みも終わ
り。明日からは、また学校が始まる。
それを嫌だと、春希は駄々をこねている
。
……子供すぎるよね、ちょっと。
「良いじゃない。どうせ学校行っても、
貴方達、授業に出ないんだし」