【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~





俺がそんな悠ににっこりと微笑むと、悠
は少し青ざめながら、立ち上がった。



そんな悠に、仁斗が声をかける。



「急に立ち上がったりして、どうしたの
、悠」

「……いや、ちょっとコンビニに行こう
かと」



そんな悠に、ふーん?と返事をする仁斗
。どうやら着いていこうとか、そういう
つもりは無いらしい。



「じゃあ、俺も行こうかな」



俺がそう言って立ち上がると、悠の肩が
ピクリと上下した。



……挙動不審すぎるよ、悠。



「じゃあ悠、行こうか」

「お、おう……」



廊下に出て、資料室から離れると、悠が
いきなり俺に、ケータイの画面を突きつ
けてきた。



「これ、どういうことだよ?」





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