【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~
「赤司類って男の子を、探しているんだ
けど……」
「そういえば、昨日、類の事を捜してる
っていう人に会ったわよ」
その翌日。
お昼休みのときに、私は早速、類に向か
ってそう切り出した。
あのあと、あの女性は、私が何かいうよ
りも先に、「あ、でも気にしないで。色
々と巻き込んで、ごめんなさいね」と言
って帰ってしまった。
だけど私の記憶が正しければ、赤司類だ
なんて名前は、類しかいないと思う。
類は、私の言葉に少し目を丸くした。
「俺の事を?」