【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~
しかも笑ってるくせに、目が据わってる
。
そんな類に、最早苦笑いするしかない。
「て、ていうか!今してるのはそんな話
じゃ無いじゃない!!」
「あ、話逸らしたね~、麗ちゃん」
お願いだから春希は黙ってて!
雅もチラリと私を見て、ため息をついた
けど、それ以上何かを言われることはな
かった。
「それで、俺のことを探してる人って?
」
「うん、あのね……。昨日スーパーに行
ったときに会ったんだけど──」
と、その女性に会ってから、別れるまで
の事を手短に説明する。
すると、だんだんと類の眉間に、皺が寄
っていくのがわかった。
「まさか……」
「あ、知り合い?」