嵐姫【完】
私の目の前に落ちる茶色い長い髪。
顔を上げると龍馬を覗いた3人の男が目を見開いていた。
雷馬「ほ、ほんとに…嵐姫…さんです…。」
風神「嵐姫ってほんとにいたんだ…。」
神馬「マジかよ…。」
あぁーあ、
めんどうな人達にばれちゃった。
私はしょうがなく蒼いカラコンをとって赤い瞳を彼らに向けた。
龍馬「噂通りだな……金髪に赤い瞳。」
「……で、なに?」
自分でもびっくりするくらい冷たい声が出た。