嵐姫【完】





どれぐらい走っただろうか…



ドクンッ


(ケホッ…もぉこんな身体やだ…)




心臓の音が早くなる。


冬の冷たいコンクリートの上に倒れ込む。




(もぉ…死ぬかも…)



意識を手放しかけたその時…





< 54 / 244 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop