あなたに捧げる665日

家に帰ってただいまも言わないで階段を駆け上がり、自分の部屋のベットにダイブした。


「ななみー?帰ってきてたならただいまくらいちゃんと言いなさい!」


お母さんが下から怒鳴ってくるけどそんなん知らない。


何だったんだろ…あのドキッって、
胸がきゅーってなる感じ。


この時私はまだ初恋もしたことないから知らなかった、これから先生に私がどれだけ救われることになるのか。


急いでゆうちゃんに知らせようとメールを作成したけど、やっぱりやめた。


秘密って言われちゃったし、この気持ちをメールでなんて説明できない。


それにもしそんなこといってゆうちゃんに引かれちゃったらどうしようって思ったらどうしても言えなかった。


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