あなたに捧げる665日
「でもさー、昨日あんなことあったのに、まだかっこいいとか言ってるやついるよね」
わたしのこと??って思ったけどそうじゃなかった。
「あーあのこ、高橋さんあたりの子達。
本気で狙おっかな、とかいってんだよね、だいたい教師に本気になるとか何言ってんのって感じだよねーどうせ叶わないのに」
その一言で何も言えなくなった。その通りだ。
どうせ叶わない、ばかにされるだけだ。
それに幸いまだそんなに好きじゃない。
良かったーまだはまってなくて。好きじゃない好きじゃない…
心の中で繰り返した。
私は今後悔してる。あの時なんでもっと素直に慣れなかったんだろって。