バンド部の日常。
まぁそんな話はいいとして、私は部室に入る。今日こそは皆揃えたらいいなぁ、という願いを込めながら。
まだ時間が早かったのか、部室にはまだ誰も来ていなかった。練習をするか、遊んでおくか迷ったあげく、せっかく誰もいないのだし練習しよう。ということに決まった。スクールバッグの中からMyマイクを取りだし、歌い始めようとしたとき、机に置いてあった紙に目が移った。
「ん……?なんだろ、これ」
よくよくその紙を見てみると、『新人バンド選手権!!参加者募集中!』と書かれてあった。まぁこの部活も部活らしいことしてないし、これに出てみても面白いかもな……という考えが頭をよぎったので、スカートのポケットからスマホを取りだし部員全員に一斉メールを送る。その間約10秒。うん我ながら良い出来。早く来てくれないかな、早く伝えたいなぁ……あ、でも……
「皆出たくないって言いそう……いやいやでも強制的にでらせて……そうだ先生に頼んでみたら……」
最後の方はほぼ聞き取れない程の小声でぼそぼそと呟く。最近独り言多いな私。
まだ時間が早かったのか、部室にはまだ誰も来ていなかった。練習をするか、遊んでおくか迷ったあげく、せっかく誰もいないのだし練習しよう。ということに決まった。スクールバッグの中からMyマイクを取りだし、歌い始めようとしたとき、机に置いてあった紙に目が移った。
「ん……?なんだろ、これ」
よくよくその紙を見てみると、『新人バンド選手権!!参加者募集中!』と書かれてあった。まぁこの部活も部活らしいことしてないし、これに出てみても面白いかもな……という考えが頭をよぎったので、スカートのポケットからスマホを取りだし部員全員に一斉メールを送る。その間約10秒。うん我ながら良い出来。早く来てくれないかな、早く伝えたいなぁ……あ、でも……
「皆出たくないって言いそう……いやいやでも強制的にでらせて……そうだ先生に頼んでみたら……」
最後の方はほぼ聞き取れない程の小声でぼそぼそと呟く。最近独り言多いな私。