表と裏の恋
きれいな部屋…
「実羽さん」
あたしの体が暖かさに包まれる
「あの…俺でいいの?」
抱き締められながら耳元で言われた
「ハルがいいの。ハルはあたしでいいの?」
「俺は実羽さんの全てが欲しい」
優しくベッドに寝かされ、おでこ、頬
そして…唇へとキスされる
舌が差し込まれた…優しく長い時間をかけて
「…怖い?」
「大丈夫…」
怖くなんかないよ…
触れられたところが熱くなる
ハルの優しさが伝わってくる…
「愛してる…実羽」
耳元で囁かれた甘い言葉
「あたしも愛してる…悠」
深くて甘い…あたしの誕生日