表と裏の恋




「それって…ヤキモチ?」

言ってから後悔した…




「へぇ、わかってんじゃん」

とにやっと笑った
再び壁に押し付けられた




「男の嫉妬なんて見苦しいけど…そんな格好でうろうろしてる実羽さんも悪い」

唇が重なり…
舌が差し込んできて絡まる

静かな教室に2人の息遣いだけが響く




「あたし…もう、行かなきゃ…」

だから離してとい言おうとしたらハルはあたしから離れた



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